占いの卜術とは

占いの卜術とは、人がかかわりあう事柄を占うものです。

命術が占いの中でも変わることの無い運勢や運命を占うものなら、卜術はその時々の事柄を占うものなので、命術とは非常に対照的な占いだといえます。

そのため卜術は、進退など、何かを決断するときに多く用いられる占いの種類です。

今この瞬間どうなっていて、その後どうなりそうなのかということを占うわけです。

ですから、やはり命術とは異なり、時間や事象、方位など、その時々の状況にかかわるものを中心に占います。

卜術の占いを以下に紹介しますが、どれも何かしらの道具を使っています。

これは、卜術は占いとしては、あるとき占いの結果が出たとしても、気持ちや事象、対象が変われば、同じ占いをしても結果も変わるからです。

そして、電話占いに使う道具は、その時々の気持ちや事象、対象を表現するための道具となっているというわけです。

とのため、卜術は先の長い運命や運勢を占うには向いておらず、むしろ今はこういう感じだから、この先はこうなる可能性があるかも、とか、この方向性でこうしていくと、ああなっていくみたいということを占うのに向いています。

そして卜術の特徴としては、非常に簡単でわかりやすく、やろうと思えば誰でもやることができるという占いが多いというのが特徴です。

ただし、どれも奥深くまで突き詰めれば、非常に深くはまってしまうものです。

しかも、対応範囲も広いのが卜術の占いの特徴ときていますから、最初は卜術から占いにはまり、抜けられなくなるということも多く見受けられます。

3、000以上の歴史

さて、具体的には卜術の占いには、次のようなものがあります。

電話占い、周易、断易、六爻占術(ろっこうせんじゅつ)、梅花心易、コイン占い、六壬神課(りくじんしんか)、奇門とん甲(きもんとんこう)、ローン占い、タロット占い、ジプシー占い、ホラリー占星術、おみくじ、阿弥陀くじ、辻占い、花占い、鉛筆占いなどがあります。

おみくじやあみだくじ、花占い、鉛筆占いは、誰でも一度はした事のある占いで、非常に身近なものですね。

そのほかにも、周易とは、周の時代に行なわれた易占いで、よく街角で筮竹と呼ばれる細い棒をもって、ジャラジャラと鳴らしてひとつの数字を出し、占いをしている易者を見かけることがあると思います。

これが、周易です。

周易は、世界でも古い占いのひとつで、少なくとも3,000以上の歴史を持っている、中国で生まれて占いです。

陰陽説を基にしている占いで、古代中国の伝説上の人物である伏犠(ふくぎ)が編み出し、孔子が完成させたといわれている、非常にいわれの高い占いとなっています。

方法としては、筮竹から出された数字2つを、卦の組み合わせによって吉凶占い、意味を読み取るというものです。

一方、断易という占いもあります。

断易は、周易の発展する中で生まれた占いのひとつで、紀元前1世紀頃には完成されていたといわれています。

中国で易者のする占いというと、断易のほうが主流のようです。

断易では、筮竹は使用せず、コインやさいころを使うのが特徴です。

他にも、梅花心易は、占いの易の中でも特徴的なもので、一切道具を使いません。

日付や年齢などから易を読み取り、吉凶を占うというものです。

また六爻占術も、非常に古い歴史を持つ占いで、中国でも数千年の歴史を持つといわれています。

しかし方法としては簡単で、3枚のコインを6回振ることで、占いを出します。

卦の数が非常に多いため、的中率も高く、信頼されている占いのひとつとなっています。